『あげた』

標準語ではありません。津軽弁です。口の中の上の部分、口蓋のことである。軟口蓋、硬口蓋を含めた広い領域を指す。 「あげた」にはアフタができたり、カビがくっついて、しょっぱい物が沁みて食べられないことが...

『へなが』

もちろん、背中のことです。津軽弁では、「せ」が「へ」になることが多く、膝は、「へじゃかぶ」となる。 ちなみに、へそは「へっちょ」である。津軽弁の「へ」を発音する時は、口を横に大きく開いてはいけない。 ...

『まぶぢ』

「まぶた、瞼」のことである。蚊に刺されて「まぶぢ」が腫れてしまうと、「まなぐ」あるいは「まなご」が見えなくなる。 一重まぶたのことを「ふとまぶぢ」、二重まぶたのことを「ふたまぶぢ」という。 このことか...

『ぼのご』

ぼんのくぼ(盆の窪)のことで、本来は項(うなじ)の中央のくぼんだ部分であるが、後頭部から頸部にかけ、少し広い部分を指すことが多い。 「ぼのご」の「ぼ」と「の」の間に「ん」がかすかに発音される。この言...