7月18日、小学校の終業式直前に1年生の長男が発熱しました。40度の発熱でぐったりしていましたが、なぜか2日くらいでピークを越えていつも通り過ごせるようになりました。21日の終業式は微熱と倦怠感が残っていて欠席しましたが、のちに聞くところによるとクラス17名中12名が欠席、うち8名がインフルエンザAと診断されたとのことでした。結局長男は検査せずに状況的にインフルエンザと判断し、解熱剤で治療してよくなりました。

 問題は3歳の次男でした。長男から遅れること2日、同様に40度近くの発熱がありました。こちらもどう考えてもインフルエンザだろうということでタミフルや解熱剤をのんでもらおうと思ったのですが、機嫌が悪いのと味がどうとかの文句ばかりで全然内服してくれませんでした。長男のこともあったので、数日すれば自然に解熱するだろうと軽く考えていましたが、5日たっても毎日40度前後の発熱が続きました。その間、妻も発熱し具合が悪くなり、検査したところインフルエンザA陽性でした。週末にさしかかる金曜の午後でもあり、さすがに不安になって「桔梗野こどもおとなクリニック」を受診させました。八木先生からは「澤田先生はちゃんとみてたんですか!?」と妻はお叱りを受けたようですが、採血をして翌日もう一度診察の方針となりました。

 7月25日、採血の結果はそれほど悪くなかったのですが、酸素濃度が低いとのことで健生病院小児科に紹介となりました。小児科での診断結果はまさかのインフルエンザ+コロナの肺炎で即入院となりました。私も微妙に全身の筋肉痛などがあったので看護師さんに手伝ってもらってウイルス検査をしてみましたが、コロナもインフルエンザも陰性でした。保育園でもコロナは出ておらず、コロナウイルスがいったいどこから入り込んだのか全くわかりませんでした。3歳児なので妻が付き添いでそのまま入院となり、必要なものを病院に運んだ後、週末は長女、長男、私の3人での生活がはじまりました。

 妻が次男妊娠中に切迫早産で入院して以来の3人での生活です。子供たちはふだん何かお願いしても文句ばっかりですが、このときばかりは空気を察してか素直に後片付けや入浴、はみがきなどに協力的でした。明るい次男がいる暮らしは、毎日ハチャメチャですが、いないと本当に静かで寂しい時間が流れました。日曜日には長男、長女の1週間の計画をたてて、習い事や眼科受診、昼食のお弁当の準備、夕方まで診療がある日は祖母に協力をしてもらって夕食を食べさせてもらうなどの段取りをつけました。

 病院には毎日顔を見に行っていましたが、回復は思いのほか早い印象でした。入院とはいっても薬で治療したというよりは、口からとれない水分を点滴で補給することで自力での回復を促したというような経過でした。妻によると眠るたびにタオルやシーツがしぼれるくらい発汗し解熱したとのことでした。7月28日、結果的には4日間の入院で退院許可が出ました。退院してすぐいつも通りとはいきませんでしたが子供の回復力はめざましく、1週間もすると元の明るい元気な次男に戻りました。

 家族の病気はどうしてもバイアスがかかります。今回は長男も数日でよくなったから大丈夫でしょう、原因もインフルエンザだろうからそれ以上のことはないでしょう、とたかをくくったのがよくなかったと反省しました。今年は5月の長男のアナフィラキシーに引き続き、2回も健生病院小児科にお世話になってしまいました。医療はかくも難しい。