数年に1回、事務職員、看護職員ともユニフォームを変えています。何度も洗濯をすると生地もヘタってきますし、何より新しいものを着ると気分も明るく変わるからです。これまでは背中に漢字で「沢田内科医院」、袖に「気合」の文字を入れていましたが、今回は少し趣向を変えてみることにしました。背中には「SAWADA NAIKA」、袖に「惻隠の心」と入れました。内科は英語では「INTERNAL MEDICINE」と書きますが、さすがに文字数が多すぎるし、意味も通じにくいだろうなと考え、あえてローマ字で「NAIKA」としました。また、「気合」もかなり気に入っていたのですが、昨今の厳しいコンプライアンスの中で何となく悪いイメージの言葉に分類されているような気がして、誤解されるのもなんなのでこちらも「惻隠の心」という別のイメージの言葉を選んでみました。惻隠の心とは古代中国の思想家、孟子の言葉です。大雑把に言いますと、他人の不幸や苦しみを見て、かわいそうに思う同情心や思いやりのことです。医療従事者を志した人は、おそらくこのような心が自然と湧き上がるからこそ、今の職業を選んだのだと思います。初心を忘れないようにということです。本当は「親切」とか「勇気」とかシンプルなものもいいなと思ったのですが、自分でスマホ検索したりして考える機会になればと思ってあえて少しひねったものにしました。自戒をこめて、この言葉を毎日肌身につけて仕事をしたいと思います。