令和5年11月19日、西目屋村中央公民館で開かれた第50回西目屋村村民文化祭に参加しました。文化祭そのものもコロナの影響で令和元年以来、久しぶりの開催とのことで私自身(直也)はじめての参加でした。今回の目的はピロリ菌のPRです。

 西目屋村は令和5年11月現在、538世帯、総人口1250人という規模(弘前市で言えば西茂森と茂森新町の町会を合わせたくらいの人数)ですので保健師さんが村民のピロリ菌の検査歴等を把握しています。今回も名簿をもとに特に若い世代に声掛けを行いました。具体的には便でピロリ菌を調べるキットをお渡しして、後日持参いただくというかたちで行いました。

 当院に通院されている方はもう耳にタコができているかもしれませんが、ピロリ菌は胃癌の原因として最も大きいものです。特に若いうちに除菌しておけば、将来の胃癌のリスクを大きく減少させることができます。ふだん病院にこられない方に対してピロリ菌の存在を意識してもらういい機会になったと思います。

 PRの合間には他のブースに顔を出したり、通院中の患者さんとお話ししたり、メインステージでの楽器演奏、寸劇を鑑賞したり、最後にはスタンプラリーの抽選会に参加したりとふだんの診療から離れて楽しい時間を過ごしました。