9月5日、弘前三中2年生、清野蓮くん、鎌田咲桜ちゃん、伊東佳乃ちゃんの3人が職場体験をしました。たった1日、6時間です。 初対面の大人の中での体験ですので、これまでの職場体験と同じで、最初は借りてきた猫状態です。 あまり多くのことはできませんので、自分が患者さんとして医院を受診した経験、職員としての立場から見た場合、 ここに何か違いがあるか意識して見るように話しました。

私とは胃や大腸内視鏡検査を一緒に行いました。検査が終わると患者さんにインタビューしてもらいました。 喉はどうか、お腹は何ともなかったのか、痛くはなかったのか、などと質問していました。 患者さんが「検査の前は、検査結果で何と言われるかと不安になり、前の晩はよく眠れなかった」とコメントすると、 検査の前にはこんな不安があるのだと新しい発見をしていました。

左から、清野蓮くん、井上婦長、横山先生、鎌田咲桜ちゃん、伊東佳乃ちゃん

午前中の外来が2時過ぎまでかかりましたので、私たちと同じスケジュールで遅い昼ご飯を食べました。たった1日ですので、ゆっくり話し合う時間もとれずカレーを食べながらお話をしました。希望している職業のこと、部活のことなどが話題になりました。

どこから聞いてきたのか、医院の中でのコミュニケーションについて質問を受けました。 私は、自分が思っていることを日本語にして他の人にうまく伝える技術が非常に重要であることを強調しました。 特に医療従事者は、自分のことを伝えるだけでなく、患者さんが思っていることを言葉で表現できるように助けてやることが重要だということを話しましたが、 ちょっとむずかしい問題なのでどこまで理解してくれたか分かりません。

その後、他の職員にもインタビューしたはずです。最後に、ありがとうございました、と挨拶に来て、職場体験を終わりました。