欧米の先進国に比べて日本のワクチンによる感染症対策は非常に遅れています。昨年、弘前市の小中学校、特に朝陽小学校ではしか(麻疹)の流行がありました。幸いにも亡くなった子どもはいませんでしたが、肺炎を起こして入院した子もいました。はしかがはやると、子どもたちが学校へ行けないだけでなく、学校行事を延期したり、校外での行事が中止になるなど、大きな影響があります。

現在のスケジュールでは、麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)は、第1期の生後1年後と第2期の小学校入学前の2回接種します。この2回目の接種は現在の小学校1年生と2年生に接種されたばかりで、大人も含めて他の年齢ではワクチンは1回しか接種されていません。

今年4月から、平成24年までに日本から麻疹をなくすための計画が始まりました。その中心的な対策がワクチン接種です。この計画は、5年間の期限がついており、現在も麻疹が流行する20歳台の人たちには対策がなされませんので、麻疹をなくすことができるのか私は疑問に思っています。しかし、遅まきながら、ワクチンでの対策が一歩進んだことは確かです。

いずれにせよ、対象となる人たちは麻しんワクチンをぜひ受けて下さい。ワクチンは自費だと8,000円から10,000円位かかります。中学1年生と高校3年生は公費負担ですので、無料で受けることができます。なお、麻疹をなくすだけでなく、風疹も退治する目的がありますので、MRワクチンを接種します。

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