コロナ明けで少しずつ日常が戻ってきているのを実感しています。2023年は信じられない猛暑が記憶に残る年でした。夏にコロナのピークがあったものの、この冬の発熱外来は今のところ落ち着いています。インフルエンザについては局地的にですが流行しているようです。
医院としては昨年に引き続き発熱外来やワクチン接種を行い、コロナで健診から遠ざかっていた方にはあらためて健診を勧めました。コロナ禍においては膨大な残業時間をはじめ、職員には多大な負荷をかけてしまいました。「昼休みがない」、「夕方帰るのが遅く家事との両立が難しい」、「帰ってから子供と過ごす時間が少ない」等の意見もあり、実際に体調を崩してしまう方もいて過酷な労働環境になっていました。職員の心に余裕がなくなれば職場の空気が殺伐としミスも増えます。そういう背景もあり6月から火曜の午後も休診として、仕事の質を上げ、週6日間医院を開けることを優先しました。職員がどんどん辞めていってしまっては、いくらやりたい医療があっても医師一人では何もできません。やりがいもありつつ、サステナブルな(持続可能な、ずっと続けていける)職場をめざして改革を行っていきます。
ニュースレター
第137号より
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