外来改装にあたり、診察ブースを新たに設置したことは以前のニュースレターでもお知らせしました。日本糖尿病療養指導士を取得したことのある看護師は現在3名(井上真利子さん、尾野真紀さん、戸井田朋美さん)当院に在籍しています。これまでは糖尿病と診断された患者さんには木曜日の午後に糖尿病外来として予約していただき、糖尿病療養指導士の指導と管理栄養士による食事指導、下肢の血管検査、眼底検査、フットケアなどを行っていました。今後、木曜日午後は食事指導のみとして、5月より試験的に3番診察室で糖尿病だけでなく生活習慣病外来として上記の看護師さんを中心に高血圧、脂質異常症で通院中の患者さんにも、日常診療の一部として指導を行ってもらうことにしました。当院に通院されている方の疾患で最も多いのが高血圧で約2000人、脂質異常症で約1000人、糖尿病で約700人です(重複あります)。この3つの病気を良好にコントロールすることで脳梗塞、心筋梗塞、腎不全を予防することができます。医師の診察時間内だけでは指導できることが限られます。多職種による指導を行うことにより、より良いコントロールを目指していきたいと思います。




ニュースレター
第141号より
第141号より