採血をされたり静脈注射をされる時は、背もたれのない椅子に座って、幅の狭い机の上に腕を出して行うことが多いと思います。しかし、具合が悪い時には、このような姿勢では急に血圧が低くなり、倒れることがあります。場合によっては、転倒してけがをすることもあるでしょう。

そこで、私たちの医院では、深いソファーに腰掛けてもらい採血や注射をすることにしています。例え具合が悪くなってもリクライニングを倒すことでベッドに寝ている状態と同じになりますので、次の処置がしやすくなります。

このソファーは家庭で使っているものと同じです。表面は血液が付着した時などにきれいに拭き取れるように合成皮革のものを選びましたので、清潔に保つことが出来ます。「私はどちらの椅子に座ればいいのでしょうか」と聞いたり、「社長になったような気分だ」と座り心地を楽しむ人もいます。

欠点は、腰が痛い人は座ると立てなくなることです。ですから、腰が痛い人は硬いソファーに腰掛けてもらい処置をしています。

皆さんには、出来るだけ快適な状態で診療を受けていただきたいと思い、私たちはいろいろな工夫をしています。これもそのうちのひとつです。私たち医療を行っている人は当たり前だと思っていることでも、皆さんには不都合なことがあるかと思います。何か気づいた場合にはお知らせください。改善いたします。

注射や採血はこの様にして行います。患者さんはゆっくり腰掛け、具合が悪くなった場合にはリクライニングを倒して横になることが出来ます。看護婦は井上真利子さん


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