三上理嘉子さん(左)と
澤田美紀子さん(大きい方)

11月から看護婦のユニフォームを変えました。今回も基本はピンクですので、ほとんど変わったことに気づかないかも知れません。3ヶ月ほど前から試着品を取り寄せて実際に着てみたりしていましたが、

カタログの写真と鏡の中の自分の姿とのギャップをなかなか埋めることが出来なかったようです。 カタログに自分の姿を重ねてしまったのが失敗の元なのです。もっと謙虚に素直に自分を見つめないといけませんね。私は、「理想は低めに、妥協は早めに」と常々言い聞かせているのですが、今回もこの指導は徹底されず、決着には時間がかかりました。結局、この3年間着たユニフォームとほとんど同じものを選んでしまいました。

一方、婦長の方はどうでしょうか。3年前にユニフォームを変えた時がピンクを着る最後のチャンスだったのですが、どうしても着る勇気がなく一人だけ青を選びました。今回も今までと全く同じものにしてしまいました。

ところで、今回から「ナースキャップ」を付けないことになりました。看護実習の前に「戴帽式」という儀式があり、看護婦の象徴のように扱われているナースキャップもその役割を終えるのでしょうか。 私が留学したメイヨークリニックでは看護婦はナースキャップを付けていませんでした。日本でも、例えは、聖ロカ国際病院などでは廃止しています。ナースキャップが点滴に引っかかることもあるなどの理由からナースキャップは付けないことにしたようです。私の意向は全く入っていません。

なお、写真と本文には全く関連がありません。