放送大学は通信制の大学で、高校を卒業していれば誰でも入学できます。もちろん、大学ですから特定の教科を勉強して試験に合格し、卒業に必要な124単位を取得する必要があります。 以前は「学位」というと「博士」を意味していましたが、現在は大学を卒業した場合に授与される「学士」も「学位」としています。ですから、卒業式という言葉を使わず、卒業式のことを「学位記授与式」という大学が多いようです。

弘前市医師会看護専門学校は、3年前に専修学校になりました。各種学校と比べ、専修学校は講義時間数や実習時間数、学校の設備や教員組織などの充実が求められます。 それらをクリアーして専修学校になると、取得した単位が大学と同等と認められます。つまり、大学に編入することができるようになったのです。

各種学校だった弘前市医師会附属看護学校が専修学校になった時、小堀未希さんは3年生でした。専修学校卒業の1期生として、その特徴を最大限に生かせるのは放送大学に編入することです。 看護師国家試験に合格した後も、小堀さんは沢田内科医院に勤務して、糖尿病を中心に勉強することにしました。

1期生で青森県立保健大学に編入して卒業した同期生もいました。これは普通の大学生として卒業したということです。弘前市医師会看護専門学校は働きながら看護師になるという特徴があります。 引き続いて、働きながら放送大学を卒業して学位を取得できるということに意義があるのです。

大学卒業ですから、専門科目だけでなく、一般教養科目も勉強しましたし、英語も勉強しました。スクールカウンセリングなど教育に関係する科目も4科目履修しました。 看護学校での単位が62単位認められましたので、今年の9月で必要単位数124単位を満たし卒業することになりました。

放送大学を卒業すると「教養学士」という学位が授与されます。正式には、「学士(教養)」ですが。しかし、看護学を主体に勉強してきた看護師としては「看護学士」を取得したいと思うのが自然です。 これを授与されるためには、成果論文というのを書いて「大学評価・学位授与機構」というところに認定を申請します。その上で、試験を受けて合格すると「学士(看護)」が授与されます。

糖尿病は、全身の臓器に影響を及ぼしますので、体の全部のことを知っていなければなりません。そこで、看護師が勉強する領域としては最適だと考え、糖尿病を主体にして看護師としてさらに勉強することにしました。 沢田内科医院には糖尿病の患者さんがたくさん通院しています。療養指導をしながらたくさんのデータも集めました。 これらを基にして、来年3月までに論文を完成させる予定です。その結果を、来年夏には公表できるように頑張っています。

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