相馬知香さん(通称、ちか)とUBT

ヘリコバクター・ピロリ菌は胃癌の原因菌です。このピロリ菌が感染しているかどうかの検査方法は6種類あります。 沢田内科医院では、これまで、便の中にあるピロリ菌を調べる方法で検査をしてきました。 大腸がん検診とほぼ同じ方法で便を持ってきてもらう検査ですので、経験者は少なくないと思います。

今年の2月にピロリ菌による萎縮性胃炎の患者さんに対して、除菌治療が保険を使って行うことができるようになりました。 これは、胃炎を治療するのではなく、胃癌を予防することが本当の目的です。 これに対応するためには、便の中のピロリ菌を調べる方法では素早く対応できません。 そこで、2つ目の方法として、胃内視鏡検査を終えた直後に検査ができる尿素呼気試験法による検査機器を購入しました。

薬を飲んでもらい、肺から出てくる息の中に入っている成分を調べることで、胃にピロリ菌がいるかどうかを判定するものです。 これにより、胃内視鏡検査を行った直後にピロリ菌の感染があるかどうかを調べてすぐに治療を開始できるようになりました。

さらに、3つ目の方法として、尿にピロリ菌の抗体がないかを調べてピロリ菌に感染しているかどうかを判定する検査もできるようになりました。 これらの検査方法には、それぞれ特徴がありますので、状況によって使い分けピロリ菌の治療をしようと思っています。

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