小堀未希さんが8月に看護学士を授与されたことはすでにお知らせしました。その時に大学評価・学位授与機構に提出した成果論文を製本しました。3年前に澤田美紀子さんと小堀未希さんが青森慈恵会病院と外ヶ浜中央病院で研修をした時の報告書を「常に考える その1」として製本しました。 20150115b1.jpg その時に、何か成果があった時に「その2」を期待して「その1」としました。今回はその続きということになります。

大学評価・学位授与機構に提出する学位論文は、何か新しいことが分かったという研究論文ではなく、自分の専門分野について特に学んだことをまとめて論文にするものです。小堀さんは糖尿病をテーマとして勉強してきましたのでその内容をまとめて提出しました。糖尿病患者さんを指導する際に、腎症や神経障害などの合併症について継続的に調べていましたので、その内容もレポートすることができました。

12月末の年末休暇を利用して、市販の製本器を使って小冊子にしてみました。状況を書いたニュースレターもとじ込みましたので、後で振り返った時に、学位を申請した状況も分かるようにしました。内容は、沢田内科医院のホームページで公開し、いつでも読めるようにします。看護学士を申請する人の参考にもなると思います。

看護学士を授与されたことの余波がまだありました。私たちが医師会に所属するように、看護師は看護協会に加入しています。日本看護協会は「看護協会ニュース」という機関紙を毎月発行していますが、放送大学では、看護師のキャリアアップのためにこの機関紙に広告を出しています。平成26年12月の「看護協会ニュース」には小堀未希さんが看護学士を授与されたことが掲載されました。

小堀さんの名前が全国的に知れ渡っただけでなく、弘前市医師会看護専門学校と沢田内科医院の広告にもなりました。簡単にはできないことを成し遂げると、いろいろなところから注目されるものですね。