医療改革
川渕孝一著、東洋経済新報社
★★★★☆
2002/06/26 掲載

GDP比が7%という安い医療費で、比較的良好な医療サービスを提供しているコスト・パーフォーマンスがいい日本の医療が、なぜ改革されなければならないのか。シンガポールで行われている、自分の医療費を貯蓄する制度を紹介し、さらに「医療サービス法」を提案し、「痛みを感じない」制度を提案している。この本は、医療制度に興味がない人には、読むのが苦痛でしょう。