4月1日から超音波検査のトレーニングが始まりました。診察までの待ち時間を短くするため、 つまり、私が診察に専念できるように、宇野洋子さんに超音波検査をやってもらう予定です。 宇野さんにとって超音波検査は初めての経験です。3年計画で超音波医学会認定の超音波検査士になる予定です。

超音波検査は、(1)腹部消化器、(2)心臓などの循環器、(3)腎臓や膀胱の泌尿器、(4)乳腺や甲状腺などの体表臓器、(5)婦人科、の5つに分かれています。私自身が腹部しか分かりませんので、腹部超音波に限定してトレーニングを続けます。1年で800~900例の検査が行われますので、3年間での経験で要求される例数だけでなく、その内容も十分だと考えています。

超音波検査士になるためには、超音波に関する基礎的な知識、病気の知識、超音波所見などの学科試験もパスしなければなりませんが、本から得られた知識だけではどうにもなりません。皆さんのお腹を借りて、実際に検査を繰り返すことでしか実力をつけることはできません。ちょっと時間がかかりますが、ご協力をよろしくお願いいたします。