今年もねぷたは皆勤しました。8月2日、4日そして6日でした。6日は土曜日でしたが、他は夕方6時まで診療がありましたので、終わってから浴衣に着替えてギリギリで出かけました。弘前市医師会は今年も、本体の扇ねぷたの他に前ねぷたとして組ねぷたを運行しました。

組ねぷたは人形ねぷたとも言います。むしろ、私は扇ねぷたに対して、小さい頃から人形ねぷたという呼び名に慣れていました。でも、医師会で組ねぷたを運行するようになって、やっぱり組ねぷたが適切なのだと思いました。見た目は描かれた扇ねぷたに対して人物や動物ですので人形ねぷたと言えます。ただ、今回、ねぷたの製作段階をずっと見ていると組ねぷたと言う方がいいのではないかと思いました。

澤田真奈美さん、私、笹森花菜さん、小堀未希さん

組ねぷた全体の構想に基づいて、それぞれのパーツを作ります。パーツ自体も立体ですのでバランスが必要です。さらにそれらを組み合わせて、最終的に全体像が現れてきます。まさに組ねぷたでした。それに絵をつけると迫力が出てきて、よくバランスを取るものだなと感心して見ていました。

2年前に死亡事故があってねぷたは途中で中止になりました。昨年はお酒はほぼ禁止。今年はちょっとゆるくなった団体が多かったと思います。今年は、土手町運行で隊列がちょっと長くなりましたが、ほぼ順調に運行できたと思います。前のねぷたとどれくらい距離を取るか、自分たちのねぷたの隊列が長くなり過ぎないようにするのはどうするか、多人数で流れがある隊列をコントロールするのは難しいものです。

天候にも恵まれ事故もなく終了しました。