忘年会で激励の花束をもらった 左から相馬知香さん、棟方孝奈さん、三上千紘さん

沢田内科医院には弘前市医師会看護専門学校に通っている看護学生が5人います。そのうち3人が2月に資格試験を受けます。

看護師国家試験は2月14日に行われます。今年は例年よりも1週間ほど早くなっていました。弘前市医師会看護専門学校看護学科の学生は、准看護師の資格を持ち、日中は普通に医療機関に勤務して、夜に90分の講義を2つ受けます。最終学年の3年生では約6ヶ月間に渡り、弘前市立病院を中心に市内の病院で実習を行います。看護学科3年の三上千紘さんと相馬知香さんが受験します。

12月上旬に実習の発表会が終わると国家試験に向けて勉強を始めます。約2ヶ月間でこれまで勉強してきたことの復習です。多くのことは知識として持っているのですが、頭の中から確実に取り出すことができません。3年前に准看護師資格試験の勉強をしていますし、勉強といってもこれまで勉強してきたことや経験してきたことを確実にして頭の中から取り出せるようにすることなのです。

時間を見つけて一緒に勉強するのですが、ちゃんと勉強していましたので、このまま勉強すれば、国家試験合格は間違いありません。

高校卒業してすぐ准看護学科に入学した棟方孝奈さんは、2月10日に青森県の准看護師資格試験を受けます。高校時代はバスケット部で活躍し、推薦で入学した棟方さんにとって、本格的な試験は初めての経験です。12月中旬に試験に向けての進み具合をチェックしたのですが、本人よりもこちらの方が青くなるような状態でした。

試験対策に今年から強力な助っ人がいました。小堀未希さんです。私自身が時間を取れないので、棟方さんの勉強を見てやることをお願いしました。小堀さんは、昨年の4月から看護専門学校で講義を受け持っていますし、今年から准看護学科に加えて看護学科でも10回の講義を受け持ち、合計で年間22回講義を行うことになっています。

途中経過を聞きましたが、成人式にも余裕を持って参加し、棟方さんの顔色はよくなっていました。こちらも合格間違いなしです。